潮風を感じる街で少年時代を過ごしたクライアント。その地に似た葉山で、小さな頃の思い出に浸りながら、茶事を楽しめる庭をつくりました。外露地を通って来る客人を、主人が枝折戸(しおりど)でお迎えし、内露地、蹲踞(つくばい)を経て、にじり口から茶室に入る。石灯籠や待合もあるその風景を思い浮かべてデザインしています。古民家で本格的な茶会が行える庭となりました。
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